Gemini 1.5 Pro
Gemini 1.5 Proは、Googleが開発した次世代マルチモーダルモデルです。最大の特徴は「本1冊」「1時間超の動画」「社内データ全部」をそのまま読み込める圧倒的な情報許容量にあります。これにより、これまで動画の切り抜きや長文の分割要約にかかっていた手間を一掃し、一括処理ができるようになりました。また、Googleの強みであるビジネスツール(Gmail/スプレッドシート等)との親和性は抜群です。
コンテキスト許容量2,048,576 トークン(動画約1時間、音声約9.5時間、テキスト約150万文字)
対応フォーマットテキスト、画像(認識)、音声(認識・分析)、動画(認識・分析)、ファイル
有料プランAdvanced: ¥2,900/月、Workspace用アドオンあり
主な強み・メリット
- 200万トークンという他を圧倒する超広大なコンテキストウィンドウ
- 1時間近い動画ファイルをそのまま読み込ませて、「〇分の場面で何が起きているか?」「内容を要約せよ」といった指示が可能
- Googleドライブ、Gmail、Googleドキュメント等とシームレスに連携(拡張機能)
- Google AI Studioを介した利用において、料金対効果や利用制限の面でメリットが大きい
弱み・注意点
- 指示に対する回答の丁寧さや、クリエイティブな文章表現においては、Claude 3.5 Sonnetにやや見劣りすることがある
- チャットUI(Gemini Advanced)の機能更新が頻繁に行われるが、一部機能で動作が不安定な場合がある
ビジネスでの具体的な活用シーン
1
研修動画やオンライン会議の録画データ(1〜2時間)を読み込ませ、議事録と決定事項のリストを自動生成
2
過去3年分の決算公告PDF(数十ファイル)を一度に読み込ませ、経営数値の推移表を作成
3
Gmail拡張機能を利用し、「先週受信した〇〇に関するメールをまとめ、返信下書きを作って」といった指示でのメール処理
4
多国籍メンバーで行われた音声データからの高精度な日本語翻訳および発言要旨作成
顧問直伝!効果を高めるプロンプトのコツ
動画を読み込ませる際は、動画ファイルをそのままアップロードし、「この動画の各コーナーのタイムスタンプと、話されている内容の要約を作成してください。特に〇〇について言及している部分を詳しく抜き出してください」と指示すると、秒単位で正確な要約テーブルを出してくれます。