詳細・ビジネスへの影響
Googleは、東南アジア(SEA)地域における生成AIの利用実態を詳細に分析した公式報告書「Gemini Report: Southeast Asia 2026」を公表しました。本レポートでは、同地域が世界で最も急速にGeminiの普及が進んでいる市場の一つであることを示しています(一次ソース:Google公式レポート (PDF))。
レポートによると、東南アジアにおけるGeminiアプリのアクティブユーザー数は過去1年間で2倍以上に増加しました。同地域でのGeminiの活用はモバイル端末が主流であり、全体の約75%のプロンプトがモバイルから送信されています。さらに、全体の40%以上のリクエストで音声や画像、動画といった「マルチモーダル入力」が使用されており、テキスト単体にとどまらない直感的なAI利用が浸透しています。
また、現地言語への依存度の高さも大きな特徴です。プロンプト全体の約7割が現地言語で入力されており、国別ではベトナム(89%)、タイ(87%)、インドネシア(84%)で特にその傾向が顕著です。フィリピンにおいては、東南アジアで唯一「女性ユーザーの数が男性を上回る」というユニークな結果が得られたほか、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)分野でのAIサポート利用率が地域平均の3倍に達していることが明らかになりました。
