米OpenAIが、サイバーセキュリティの脆弱性診断、侵入検知、インシデント自律対処に特化した新世代AIモデル「GPT-6 Cyber」を準備していることが明らかになりました。
近年、自律型AIエージェントの普及に伴い、意図しない権限昇格やセキュリティ境界の迂回、外部APIの不正呼び出しといった新たな脅威が顕在化しています。GPT-6 Cyberは、最新の推論基盤「GPT-6」をベースに、セキュアコーディング規約、多層防御アーキテクチャ、脅威インテリジェンスの網羅的な学習データを注入して開発されたセキュリティ特化モデルです。
同モデルはすでに、招待制のセキュリティ共同研究プログラム「Daybreak Red」に参加する一部のエンタープライズ顧客向けに先行アクセスが提供されています。コードベース全体の静的・動的解析を通じた未知のゼロデイ脆弱性の検出や、侵入テスト(ペネトレーションテスト)の自律シミュレーション、さらにはインシデント発生時の通信遮断やパッチ自動生成といった防衛ワークフローをミリ秒単位の判断力で実行可能です。
同社は2026年9月29日に開催される年次開発者カンファレンス「DevDay 2026」において本モデルの全貌をプレビュー公開する予定であり、企業が自律エージェントを本番環境へ安全に配備するための重要インフラとして大きな注目を集めています(一次ソース:OpenAI Newsroom / OpenAI Platform Docs)。
