中国アリババグループは、年次テクノロジーカンファレンス「2026 Apsara Conference」において、モバイル端末を完全自律操作するためのフルスタックAIエージェント基盤「Qwen Intelligence」を正式発表しました。
本基盤は、スマートフォンやPCなどのクライアントデバイス上で自律エージェントをシームレスに動かすために設計された4層アーキテクチャを採用しています。
複雑なタスク計画を立案する「Mobile Planner」、画面のGUIレイアウトを視覚認識して自律タップやスワイプを実行する「Mobile-Use」、画像や文書の生成を行う「Mobile Creative」、そしてハードウェアやOSの権限管理を司る「OS Harness」で構成されています。
中国スマートフォン大手HONORの次期フラグシップ「Magic9シリーズ」への初搭載が決定したほか、独自AI半導体「Zhenwu V900」を搭載した自律型パーソナルコンピュータ「Qwen Book」のプロトタイプも公開されました。
クラウド側での推論にとどまらず、手元のエッジ端末上でAIが直接画面を認識してアプリを横断操作するオンデバイス自律エージェントの商用普及が、いよいよ本格的な量産段階へと突入しました(一次ソース:Alibaba Cloud Official Blog / Apsara Conference 2026)。
