オープンソースの自律型コーディングAIとして開発者の支持を集める「Cline」は、デスクトップ版v0.0.45および開発者向けSDK(v0.0.92)の最新アップデートを正式公開しました。
今回のリリースでは、長時間の自律開発セッションにおける実行基盤の安定性が抜本的に強化されました。特にエンタープライズの現場で課題となっていたSSHリモート環境への接続時に構文エラーで失敗する不具合が解消され、バックグラウンドでのGitブランチ監視ポーリング頻度が最適化されました。
また、Model Context Protocol(MCP)サーバーやカスタムフックの異常終了時に、バックグラウンドサービス全体がクラッシュしていた例外処理が見直され、外部ツールが落ちてもエージェントの作業セッションを安全に保護・継続する回復機構が導入されました。
推論モデルの制御面では、各モデル(GPT-6.1 SolやClaude Opus 5.5、Kimi等)がサポートする思考レベル(Reasoning Effort)に合わせて自動的にパラメータを補正・スナップする適応型コントローラーを実装。推論設定の不一致による400 Bad Requestエラーを完全に根絶しました。
さらにClaude Haiku 5.5をはじめとする最新モデル群への対応や、BYOK(独自APIキー持ち込み)利用時のLangfuseトレーシング機能の追加など、自律コーディングエージェントの実務運用に必要な堅牢性が大きく引き上げられています(一次ソース:Cline Official GitHub Releases)。
