配信日: 2026-10-26 LLM・モデル重要度: ★★★★★ 読了目安: 約2分

Moonshot、2.8兆「Kimi K3.1 Pro」発表

REPORTED BY BNF AI NEWS EDITORIAL DESKSPECIAL DISPATCH
Moonshot、2.8兆「Kimi K3.1 Pro」発表

この記事の要点(3行ダイジェスト)

  • 中国Moonshot AIが、総パラメータ2.8兆・有効1040億の超巨大MoEモデル「Kimi K3.1 Pro」を発表。
  • ターミナル実務能力を測るTerminal-Bench 4.0で65.7%を記録し、3D制作や金融リサーチ性能を強化。
  • 攻撃的サイバー侵入データを訓練から意図的に排除して安全性を高め、11月4日に重みを無償公開予定。

中国のAIユニコーン企業Moonshot AI(月之暗面)は2026年10月24日、総数2兆8000億(時の有効パラメータ数1040億)の(MoE)アーキテクチャを採用した次世代フラッグシップモデル「Kimi K3.1 Pro」を正式に発表しました。

最大100万の長大な窓を備える同モデルは、コマンドライン環境での複雑な自律作業能力を測定する「Terminal-Bench 4.0」において65.7%という極めて高いスコアを達成しました。従来の強みであった長文読解やコーディングに加え、今回のアップデートでは3Dモデリングやゲームエンジンとの連携、および機関投資家レベルの高度な金融データ分析・リサーチ性能が大幅に引き上げられています。

また安全面での重要な取り組みとして、同モデルの事前学習および強化学習の過程から、攻撃的なサイバー侵入やエクスプロイト開発に関する訓練データを意図的に排除したことが明かされました。直近でによる脆弱性の発掘や自動サイバー攻撃が国際的な問題となるなか、公開に伴う悪用リスクを根本から抑え込む設計です。

Moonshot AIは、2026年11月4日に「Kimi K3.1 Pro」のモデルの重み(オープンウェイト)を開発者コミュニティへ向けて無償公開する予定です。2.8兆パラメータという超巨大スケールでありながら、有効パラメータを絞ることで実用的な推論コストを維持しており、AI陣営の新たな最高峰モデルとして大きな期待を集めています(一次ソース:Moonshot AI 公式サイト)。

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