米Metaは2026年11月2日、10代の青少年ユーザー(ティーンアカウント)を保護するためのAI安全対策を強化し、対話型アシスタント「Meta AI」とのやり取りや検索において自傷行為や自殺に関する深刻なリスク兆候が検知された際、保護者に自動で通知を送るペアレンタルアラート機能をFacebookおよびMessengerへ拡大したと発表しました。
この機能はこれまでInstagramのペアレンタルコントロール(保護者による管理機能)を利用している世帯向けに先行導入されていましたが、今回からMetaの主要プラットフォーム全体へと保護対象が広げられました。10代のユーザーがAIチャットボットに対して自傷・自殺の意図や方法に関する相談・検索を繰り返した場合、登録されている保護者の端末へ速やかに通知が届く仕組みとなっています。
通知には、保護者が子どもとどのように対話を切り出せばよいかを助言する児童心理・メンタルヘルス専門家監修のガイド資料が添付されます。同時に、青少年ユーザーの画面上でも不適切な応答を遮断し、24時間対応のヘルプラインや公的な相談窓口へ直接つながる支援リンクが最優先で表示されます。
米国を中心に、未成年が対話型AIに精神的に依存して悲劇的な事態に至るケースを巡り法規制や訴訟の動きが強まるなか、大手プラットフォーム各社にはAI対話のリアルタイムな安全監視と家族連携の仕組みづくりが強く求められています(一次ソース:Meta 公式発表)。
