米Metaが、家事支援や実空間での作業をこなす独自の人型ロボット(ヒューマノイド)試作機「Max(マックス)」をわずか3カ月という短期間で開発し、将来的な量産体制の構築を検討していることが2026年11月2日までに明らかになりました。
開発された試作機「Max」は身長約150センチメートル(約5フィート)の二足歩行型ロボットで、製造・ハードウェア面の初期パートナーとしてロボティクス企業のFourier(フーリエ)と連携して組み立てられました。ロボットの頭脳となる演算基盤には、NVIDIAのヒューマノイド向け次世代SoC「Jetson Thor」が搭載されており、高度な視覚認識と全身の運動制御をリアルタイムに処理します。
Metaは当初、スマートグラスやVRヘッドセットで培った空間認識センサー技術と大規模AIモデル「Llama」を組み合わせ、他社製ロボットにも搭載可能な汎用AIソフトウェア基盤を開発する方針を掲げていました。しかし今回の試作機の完成を受け、ソフトウェア提供だけでなく自社主導でのハードウェア量産・サプライチェーン構築まで踏み込む構想が浮上しています。
洗濯物の折りたたみや食器の片付けといった家庭内の日常作業を安全にこなす家庭用アシスタントとしての展開が想定されており、Teslaの「Optimus」やFigure AIなどが先行するフィジカルAI・人型ロボット市場の競争が一段と激化することになります(一次ソース:Meta AI 公式発表)。
