中国のAI研究機関DeepSeekは、新アーキテクチャを採用した高速基盤モデル「DeepSeek-V4.1 Flash」の本番一般提供(GA)を正式に開始しました。
先行して実施されていた2日間のAPIテストを経て、すべての開発者向けに公開されました。
本モデルの最大の特徴は、テキストと視覚(画像・動画フレーム)を単一コアでネイティブ統合処理する完全新規アーキテクチャの採用です。
従来の外部視覚アドオン方式で生じていたレイテンシのボトルネックを解消し、推論効率を飛躍的に高めています。
推論速度においては、標準的な開発者ベンチマーク環境で常時300トークン/秒超、ピーク時には400〜500トークン/秒を超える超高速生成を記録しました。
リアルタイムな音声対話や動画ストリーミング解析、自律エージェントの思考ループなど、極限のレスポンス性能が求められる用途において圧倒的な優位性を発揮します。
さらに同社は、旧来の上位モデル「DeepSeek-V4 Pro」へのAPIリクエストを自動的にV4.1 Flashへ誘導する移行措置を実施しました。
API価格はオフピーク時において通常入力100万トークンあたり0.15ドル、出力0.60ドル(キャッシュヒット時は入力0.003ドル)と、業界最安水準に設定されています。
フロンティア級のマルチモーダル推論を低コストかつ超高速で提供することで、世界のAIクラウド市場における価格破壊を一段と加速させています(一次ソース:DeepSeek 公式サイト / API Platform)。
