米Salesforceは、年次カンファレンス「Dreamforce 2026」において、同社の自律型AIエージェント基盤「Agentforce」専用に開発された初のCRM推論モデル「Koa」を正式発表しました。
本モデルは、NVIDIAの基盤モデル「Nemotron 3 Super」をベースに、Salesforceが蓄積してきた27年間にわたるCRMの運用知見やビジネスロジックを凝縮した独自の合成データセットを用いて徹底的に事後学習(Post-training)されています。
顧客の実データは一切トレーニングに使用されておらず、企業の厳格なプライバシー要件やガバナンス基準を完全に満たすセキュアな設計が特徴です。
リードの資格審査、商談ステージの自動更新、複雑なサポートチケットの多段ルーティングなど、実務特有のプロセスにおいて汎用フロンティアモデルを上回る推論精度を達成。
社内ベンチマークテストにおいて、汎用モデルと比較してエラー発生率を約3分の1にまで大幅低減したことが報告されました。
セールスフォースの強固な信頼境界(Trust Boundary)内で自律完結する運用モデルとして、米国地域を皮切りにパイロット展開が開始されています(一次ソース:Salesforce公式ニュースルーム / Dreamforce 2026発表)。
