配信日: 2026-11-05 ビジネス活用重要度: ★★★★★ 読了目安: 約2分

フジテレビ、全ドラマ制作へ生成AI導入し最大8割の工数削減

REPORTED BY BNF AI NEWS EDITORIAL DESKSPECIAL DISPATCH
フジテレビ、全ドラマ制作へ生成AI導入し最大8割の工数削減

この記事の要点(3行ダイジェスト)

  • フジテレビが2026年11月5日、「AIセンター」の新設と湾岸スタジオへの実験拠点「AI Sandbox」設置を発表し、ドラマ制作への生成AI導入を本格化。
  • 放送中の月9ドラマ『救命病棟24時』の爆発事故映像や医療シーン処理にAIを投入し、該当工程の作業工数を最大70〜80%削減。
  • 毎クール1本以上の「AI強化枠」を設け、2027年10月をめどに同局が制作するすべての連続ドラマで生成AIを活用できる体制を構築へ。

フジテレビは2026年11月5日、実写ドラマの映像制作におけるの本格活用を推進するため、デジタル戦略統括室内に「AIセンター」を新設するとともに、東京都江東区の湾岸スタジオ内に実践的な検証拠点「AI Sandbox(AIサンドボックス)」を設置したと発表しました。

同拠点ではドラマ・映画制作部門と技術部門、および外部のAI専門企業が連携し、現在放送中の月9ドラマ『救命病棟24時』(第6シリーズ)においてすでに生成AIを実戦投入しています。具体的には、撮影前に監督の頭の中にある完成イメージをAIで視覚化してスタッフ間で共有する工程や、第1話の爆発事故の空撮映像・医療シーンの細かな映像処理などに活用されました。

その結果、実際の大規模ロケや従来の手作業によるVFX処理では膨大な時間と危険を伴う一部映像制作工程において、作業工数を最大70〜80%削減できることが確認されたとしています。

フジテレビは今後、2026年10月期から毎クール1本以上のドラマを「AI強化枠」に指定して現場のノウハウを蓄積し、2027年10月をめどに同局が制作するすべてのドラマで生成AIを適切に活用できる体制を整える計画です(一次ソース:フジテレビ 公式発表)。

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朝刊ラジオ・解説アーカイブ (2026.10.13配信)