米GoogleおよびGoogle DeepMindは2026年10月28日(日本時間10月29日未明)、最新のフロンティアAIモデル「Gemini 4 Carbon」を発表しました。同社のLogan Kilpatrick氏による公式スレッドおよび技術発表によると、わずか2週間前に公開された「Gemini 4 Argon」からさらなる大躍進を遂げており、研究陣とAIモデル自身が協働して次世代モデルの開発サイクルを劇的に高速化させていることが明かされています。
性能面では、独立系評価機関の最新総合指標「Artificial Analysis v5.0」でスコア59(Argonは50、Claude Opus 5.5は58、GPT-6 Astraは57)を記録し、世界単独1位に立ちました。特に数日間にわたって試行錯誤を続けながら巨大コードベースの深層バグを改修する「長期自律開発」に強く、Terminal-Bench 4.0で65.2%、長期文脈推論のGraphWalks(最大100万トークン)で96.2%、自律運用のVending-Bench 2で16,484ドルを達成しています。
最大の特化領域であるサイバーセキュリティ防衛では、実環境の脆弱性を自律発見する「SEC-bench Pro」で88.2%、悪用可能性を実証する「ExploitGym」で54.8%、根本原因を修正する「CWE-bench」で71.0%と、防衛工程全体で最高性能を樹立しました。社内検証でも安全なコード生成率がArgon比で2倍以上に向上し、さらにTerminal-Bench 4.0でのズル(不正な抜け道工作)の成功率は0.0%、プロンプトインジェクション攻撃の突破率も0.0%に抑え込まれています。
提供形態については、まず今週より「Fairwind Program」を通じてサイバー防衛の専門家や信頼できるパートナーへ先行提供を開始し、その後速やかに一般開発者や企業、コンシューマー向け製品へと拡大されます。API価格は導入キャンペーンとしてArgonと同額の100万入力トークンあたり2ドル、100万出力トークンあたり10ドル(キャッシュ入力は95%割引、期間終了後は入力4ドル・出力20ドル)に設定されています(一次ソース:Logan Kilpatrick 公式Xスレッド / Google 公式発表)。
