米OpenAIは2026年11月3日(現地時間)、米国防総省で米陸軍長官を務めたダン・ドリスコル(Dan Driscoll)氏を、新設ポストとなる「国家安全保障近代化担当シニアカウンセラー(Senior Counselor for National Security Modernization)」に起用したと正式に発表しました。
ドリスコル氏は米陸軍長官として軍のデジタル近代化や先端技術導入を指揮した経歴を持ち、今後はOpenAIの経営陣に対して国家安全保障およびサイバー防衛領域における戦略的な助言を行います。具体的には、米国政府や同盟国の防衛・安全保障機関と連携し、最新のAIモデルをいかにして重要インフラの防護やサイバーレジリエンス(耐性)の強化、防衛業務の効率化へ安全に適用するかという枠組み構築を担います。
近年、国家支援型のハッカー集団がAIを悪用して政府機関や重要インフラへ高速で自動侵入を試みる事案が急増しており、防衛側でも最先端のフロンティアAIを活用したリアルタイムな脅威検知・防御体制の確立が急務となっています。
OpenAIはこれまでにも元NSA(米国家安全保障局)局長のポール・ナカソネ氏を取締役に迎えるなど安全保障分野の体制を相次いで拡充しており、今回の起用によって米国政府および同盟諸国との防衛・セキュリティ分野における協力関係が一段と深まる見通しです(一次ソース:OpenAI 公式発表)。
